東京新聞杯都大会最終日は、11月8日に行われました。
鷹番JVC女子は決勝進出を果たし、2年連続優勝に大手をかけましたが、フルセットの末敗れ準優勝となりました。2連覇の夢は消えましたが、2年連続6回目の関東大会出場が決まりました。
しかしこれは出来すぎの結果です。
全国大会出場を目標にスタートしたチームでしたが、コロナで活動自粛、活動再開後もなかなか練習はできません。今も通常使う学校3つのうち1つの学校しか使えません。短い練習時間で男子18名、女子26名の部員が練習しています。
コンスタントに練習試合をするようになったのは、9月になってからでした。
当然、内容には期待できません。
都大会の組合せも、厳しいものになりました。
一日目、都大会のコートに立てたことに感動でした。
どのチームもそうだと思いますが、試合がないまま卒業も頭をよぎりました。
二日目、勝てるとは思ってませんでした。
負けて引退を覚悟して挑んだ試合でした。
三日目、とうとうこの舞台に来てしまいました。
同じ場所なのに、一年前とは全く景色が違います。
持てる力を全て発揮してくれました。
2連覇に手が届きそうなところまで行きましたが、この決勝戦も出来すぎだと思います。
練習試合の低空飛行を考えると、まさかこんなところまで来れるとは思いませんでしたが、昨年見た景色をまた見たい!その思いだけで頑張ってくれたのだと思います。
関東大会の景色まで見れることになりました。
頑張ってきて良かったね。
でも、頑張ってきたのは自分たちだけじゃない。
一緒にがんばってくれた父たち、母たち、練習試合をしてくれたチーム、そして涙を流した相手チームの思いを背に、もう一暴れして欲しいと思います。